内装屋の仕事をしていると、正直大変なことも多いです。
・朝早い
・体もきつい
・細かい作業で精神も使う
でも、それでも続けている理由があります。
ある現場での話です。
リフォームの打ち合わせで、お客様はこう言いました。
「正直、あまりこだわりがなくて…普通でいいです」
よくある言葉なのですが、
こういう時こそ実はちょっと悩みます。
“普通”って、一番難しいんです。
壁紙の色、質感、光の入り方。
「せっかくなら、少し明るく見えるクロスにしてみませんか?」
押しすぎないように、でも後悔しないように、少しだけ提案させてもらいました。
工事が終わって、お客様が部屋に入った瞬間…
少し黙って、部屋をぐるっと見てから、
「明るいですね、なんか全然違う」
その後に言ってくれた一言が、
「この部屋にしてよかったです」
その言葉を聞いた瞬間、正直ちょっとグッときました。
派手な言葉じゃないけれど、一番嬉しい言葉です。
壁紙ひとつで
・朝の気分
・帰ってきた時の安心感
・家族との時間
全部が少し変わります。
だから、ただ貼るだけじゃなくて、
その人の生活を少し良くする仕事だと思っています。
目立つ仕事ではないけれど、誰かの毎日にちゃんと影響している。
「この部屋にしてよかった」
その一言のために、今日も一つ一つ丁寧に仕上げていきます。







